新しい工法のモデルハウス

このもでるハウスは、工法としても当時としては新しかったのです。

通産相(現・経産省)のお声がかりでアメリカ・カナダから日本にはまだ普及していなかった、ツーバイフォー工法を積極的に導入することになって、材料と技術を輸入することから始まりました。

そのモデルを造ろうということになって早速建材と構成材を輸入して、技術は現地の職人さんをよんで指導してもらいながら一緒に設計、計画を練って造ることになりました。

二人の有能な大工さんが駆けつけてくれまして、全体の骨組みをたちあげました。窓やドアなどはあちらで売られているユニットを仕入れ、その他の工事の大半には日本の業者さんたちが勉強を兼ねながら、参加していきました。

関連記事