この事務所棟の離れとして、密室の会議室があります。
事務所棟とこの離れの間は、距離はないのですが、高低差があって木々もさえぎっているので、別世界のような感じがします。
そこに庵(桜樹庵)があります。そこは瞑想の空間であり、会議の場であり桜木などの木々との共生を感じる場所です。今年は思いのほか木々が、勢いよく繁っています。
わが人生と同じくらいの、年をとった桜の巨木にまもられながら、この土地があって、木々の緑が「ついたて」となって、周囲とは縁を切ったようにみえます。
読書や執筆ができる書斎風の机がそなわり、開放的であhあるものの、躙り口は水屋や床の間の花活けの場といった茶室もどきの部屋になっています。
凡事練習、座禅の場、会員のランチミーティングの場、職人仲間との宴会の場ともなります。