私たちは、「いごこち(居心地)よさ」を招く空間を「居心地空間」と
呼んでいる。
「居心地空間」を造る方法、技法を探求してきた。
『簡単に手に入る五つの方法』(Kindle電子書籍)としてあらわしてもきた。
「居心地空間」のおおもとのベースは、古代インドの哲学に基づいている。
その環境づくり、都市建設において、そこからひもとかれた理論である。
ヴァーストウ・シャーストウラとよばれるものであるが、それは原典がヴェーダであるが、
ヴェーダの成立前からもちいられてきたものである。
のちにそれは中国での風水にうけつがれて展開され、日本にやってきては
家相として展開されてきたものの元である。
現代でもそのおおもとの理論に基づいて、都市や建築などの環境づくりに
適用され援用されてもいてる。たとえば、アメリカの大手企業の、
ボーイング、オラクル、などなどの建物に使われている。
Vastu原理ともいわれるそれは、
調和のとれた人間関係をサポートし、
経済的な安定をつくりだし
健康状態を維持し
創造性を刺激し
生産性と成功を増進する
ともいわれている。